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新しいコーナーをつくりました。ビジターの方からこのコーナーにいただく質問や相談に(辛口ですが)コメントします。このアイデア自体は実はあるサイトのパクリです。それに少し付加価値も付けるという意味で、英会話学校やその他もろもろのこの手の商売を営んでいる方々の典型的な甘口コメントも掲載しときます。どっちをどう思うかは読む人次第ということで。

なお質問文からはプライバシーに関わる部分は全て削除されて掲載されます。お送りいただいた質問全てにコメントできるとも限りませんのであらかじめご了承ください。送信者のメールアドレスなどは私からも分かりませんので直接の返答は出来ません(その場合はTOPのMailからお願いします)。

質問の送信はこちらから。なお送信後はこの画面に戻ります。

     


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2005/8/16
こんにちは。
外交官を目指す大学生です。

外交官試験で和文英訳の試験があるのですが、
どのようにして英訳の勉強をしていけばよいのか
分かりません。
周りに英作文を見てくれる人もいず、どうすれば
独学で作文が上達するのか分かりません。
通信教育とかで英作文の添削をしてもらうべきなのでしょうか?

それと英語のINPUTに関してですが、現在、毎日ウィークリーと週刊STといった簡単のものを、継続的に読んでいます。一年近く欠かさず読んでいます。その二つは読みやすく、ある程度の速さで読めるのですが、多少無理をしてでも辞書を引き引きJAPAN TIMESとかTIMEに挑戦しなければもっと上のレベルに到達しないのか、と思うときもあります。
どちらがいいのでしょうか?

よろしくお願いします。


[ 年 齢 ] 24
[ 性 別 ] 男
[あなたの英語力全般*] 中級 単語力4000くらい?
[TOEIC(もしあれば)] 780
[英検(もしあれば)] 準一級
こんにちわ。

まず最初にPC上での文章のレイアウトの原理原則をお勉強された方がよろしいですね。第一パラグラフは強制改行だらけですね。第2パラグラフは改行無し、で基本的にはこれが正しい書き方です。ただ最後の「どちらが良いのでしょうか?」の手前に不必要な強制改行が入っていますね。

私が大使ならこのような部下の外交官からのメールは非常に読みにくいし、忙しければ読まないかも知れません。それほどメールなどのフォーマッティングは重要なものです(参考までにここ)。英語以前の言語を超えた国語力の問題です。

さてwritingに関してですね。分かります。やったことのないwritingにどうアプローチしていけばいいのか、一番悩ましい問題の一つです。サイト本文内でもいろいろ書いていますが、一番の問題は自分のwritingへのfeedbackがなかなかもらえないということです。身近にそういう機会が無ければ通信教育などに頼らざるを得ないのですが、ことwritingに関してはその数も少ないのが現実です(ここら辺りで書いていることが参考になると思いますのでご参照ください)。

もう一つはwritingの必要性の認識に対する考え方もあると思います。とりあえず試験のため、というのを否定する気はありません。しかしもっとさかのぼればあなたが外交官になりたい、という気持ちにはその理由があるはずです。そしてその希望を達成するために試験を受けようとしている。では本当に外交官になったらどのようなことがwriting skillsとして必要とされるか?考えれば分かるはずだし、自ずとその必要性も「現実味」を帯びてくるはずです。いまはそのせっぱ詰まった現実味は残念ながら文面からは感じられません。

次はReadingに関してですね。無理なく読めるレベルのものを多量にこなす、これは一つ重要なアプローチの一つです。同時に少し難しい位を辞書を最低限使用しながら読む、というのは語彙力の向上、語感の習得に置いても意味のあることだと思います。ちなみにJapan TimesとTIMEで少し難易度に差がありますのでJapan Times位から始められたら如何でしょうか?domesticな記事は日本人にはかなり読みやすいと思います。
英語学校はwritingには興味ありません。なぜなら「銭にならない」からです。あしからず。
2005/6/19 はじめまして。偶然目にした本HPを一気に読みました。大変面白い内容でとても参考になりました。現在アメリカ東海岸在住です。私はバイオテクノロジー系の研究職としてアメリカの研究所に勤務し丁度1年になります。

渡米して1年たった現時点でも、正直私の英語は実用レヴェルではありません。いまだに電話は怖いですし、ディスカッションの際に私が発言するとなんとなく場が一旦引く感じがしてかなりつらいです。言いたい事もすっとは出てきません。いいたいことが頭の中でとぐろを巻いてますが、英語としてなかなか出てきません。笑顔と押し出しの強さでとにかくしゃべっていますが、空回りも多く「顔だけで笑う」(心の中で激しく落ち込む)といった感じも少なくありません。

技術としては高度に専門化しており、私がグループのかなめになることもしばしばですが、英語と知識のギャップにじれております。もう身がよじれる感じです。自分で書いた英語論文は10本を越えるのになぜ言えない…。職場はアメリカ、フランス、中国、アルゼンチン、トルコ出身の同僚がおり、ボスはものすごい早口です。日本人はいません。

100%英語環境にいながらこの状態で、まったく出口が見えません。なにくそと思いながら毎日どうにか過ごしている次第です。ご多忙中とは思いますが、アドバイスいただけましたら幸いです。

[ 年 齢 ] 35
[ 性 別 ] 男
[あなたの英語力全般*] 日常会話でも大変
[TOEIC(もしあれば)]
[英検(もしあれば)] 大昔に英検3級

初めまして。私も似たような経験があるだけに気持ちは痛いほど分かります。私なりのコメントを下にまとめてみました。

あなたの現時点での実力は文面からだけでは計りかねますが、仮に大昔に英検3級をとった程度でそれ以外国内でも特に英語を必要とする環境におらず、その状態でUSに赴任、そして現地で一年とすれば「日常会話でも大変」は当たり前のことです。業務上実用レベルでは無いというのもこれまた当たり前です。現地で100%そういう環境にいても一年程度の短期で「実用レベル」にはまずなりません。言語習得はそんなに簡単では無いというのが一つ。まずそれはありきとして認識して、不必要な一喜一憂でストレスを溜めてもあまり意味はありません。バネとして捕らえるならば別ですが。

自分がしゃべると周りが引いてしまうような気がする、これは私も全く同じような経験が少なからずあります。今は昔より減りましたがそれでも皆無ではありません。経験上、以下のような場合が多いようです:

■ Listening skillが追いついてないためピントがずれたことを話してしまっている
■ 言語能力の稚拙さのため非常に幼稚に聞こえる。これでは相手も引きます。
■ 語感がないので仮にagendaにはぎりぎりついて行ってはいるものの、いわゆる同じ波に乗っていない状態で浮いた発言になっている
■ 言語能力の稚拙さのため、異常に断定的に、あるいは否定的になったり、いわば議論の余地を残さないようなしゃべり方になってしまっている (日本人は白黒つけないなどと一般的には言われますが、私はそうはおもいません。むしろ欧米人よりも独断で結論を描いてから議論にのぞみ、議論にならないということもおおいのです)

言いたいことが頭の中でとぐろをまいている、これはいいことです。少なくともあなたには言いたいことがアイデアとして頭のなかには出来るだけの業務上のexpertiseがあるわけですから。私が今の業種についたときにはまずこれを身につけながら、そしてあなたと同じような言語能力の問題も抱えていました。その分あなたは一歩進んだstageにいるわけですね。

私はいつも「英語はツールに過ぎない」といってきました。それは今も変わりません。しかし、悲しいかな、そのツールの出来が悪いとあなたの中身までその分悪くみえてしまいます。ご自分でも自分が幼稚に響いているのが分かっていると思いますが、他人から見てもある程度はそう見えています。これは損ですよね。

その職場に後、数年いれば何とかうまくなるだろうなんて思わないことです。ご自分で学習努力を続けない限り、後3年いても「多少は楽になったような気がする」ぐらいのimprovementしか望めないでしょう。でもその3年間平衡して学習努力を続けていれば大きな差が出ます。3年後にはまだ前者と後者ではそれほどの差はわかりません。もっと後になってグンと効いてきます。5年も10年もたった頃にすごく大きな差となります。

ただいずれにしても今より悪くなることはありません。それだけは言語能力習得の良いところです。
まことに申し訳ありませんが、この手の内容は英語会話学校の外国人教師・あるいはスタッフに相談しても無駄です。

なぜならば、母国語以外の言語で業務に望み、母国語でやるのと同じperformanceを要求される、そんな厳しさを味わった人がこの業界には殆どいないからです。

特に外国人の英語教師というのは殆どがその場しのぎのアルバイト感覚でビジネス経験もなく、まぁ、一部の例外を除けば、学ぶべきものがあったためしがありません。

皆さん一応、目が青かったり、髪が黒くなかったり風貌こそ欧米ですが、国際人というにはほど遠い田舎ものが殆どです。

あしからず。
2005/6/5 次は800点を越したくてここに辿りつきました。
コラムなど楽しく読ませて頂きました!

ところで私の悩みですが、スコアが伸びないので
どうしたらスコアアップできるのか考え中です。
留学や海外出張経験もあり、英語は正直、普段の生活に支障もなく、外国人との会話も問題ないのに、
何度受けてもスコアは微増どまりです。

例えば最初は何もしないで受験した時750でした。
その後も試験前に多少テキストをやりましたが、ずっと同じスコア続きでした。3年ぶりに今回もまた勉強し挑むと780でした。どちらかというとリスニングが弱いらしく400未満で、一方どの回もリーディングは400切った事がありません。

勉強時間が少ないのか。問題集選びがよくないのか。どの程度どの難易度をどのくらい最低限必要なのか。こういう行き詰った時は、やはり勉強量を増やし、860点突破という問題集が必須なのでしょうか?アドバイス頂けるとありがたいです。


27才 女性 大学留学経験有TOEIC 780
こんにちわ。700点台後半で停滞しておられるとのこと。ただ実践での使用には特に不都合を感じておられないとのことですね。

まず、現時点で普段の生活(おそらく業務での必要レベルも含めてということだと想定します)には支障も無いということであれば、敢えてそれ以上のTOEICの点数を目指す必要もないといえます。ただそう言ってしまっては身も蓋もないので、おそらく将来的にはさらに高度な必要性のあるキャリア、あるいは生活を望んでいらっしゃるとしてお話ししましょう。ただ、その辺はご自分の中でかなり「ぼんやり」しているのでは?

たとえば、あなたが今私の働いている外資の会社に入ってスタッフとして始めたら、ほぼ間違いなく自分が如何にツールとしての英語がまだまだ未熟か、その無力感を痛烈に感じると思います。そうすれば殆ど人は放っておいても強い必要性を感じ始めます。焦りもします。その分、気合いも入ります。

10数年前に今の会社に私が転職したのがちょうどあなたくらいの実力でした。まったくもって役に立たないレベルでした。ろくなビジネス文書もかけずに、会議では全くついてゆけない。そんな時間が数年間続きました。

まだそこまでの逼迫した必要性を感じておられないのが一因なのでは?

勉強法ですが、かりにも700点代後半であれば「問題集」などをこなしてTOEICの点数だけを上げることにそれほどの意味が無くなり始めていることにも気がつくべきです。むしろ、さまざまな日常のシーンで英語のinputを膨大につめば、いやでも幅が拡がります。日常どのくらい英語に接していますか?たまに業務で、気が向いたら問題集を、その程度では普通は停滞して当たり前です。

試験の点数はあまり気にせず、膨大なinputを日常の生活の中にとりこむ。Output出来る機会があれば積極的に使う(書くことも含めます)。そしてある日、試しにTOEICをうけてみたら、あれま、こんなに出来た!なんてこともあるわけです。

そしてそういうふうに使うのが私はTOEICなどの実力評定テストの正しいあり方だと思います。
特にありません。
2005/2/23 こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
 小生は中学時代から大学卒業まで10年程英語を勉強してきました。勉強している間も苦になることはなく、英語科目は好きで、同時に得意でした。
 しかし、外国人と話すとなるとなかなか流暢に話すことができません。ここ三年はスピーキングに主眼を置いてリピーティング、シャドーイングなどの練習にほぼ毎日取り組んできました。外国人の友達は「問題ないよ、君の英語はうまいよ」とは言ってくれているのですが、自分自身では向上しているようには全く感じません。
 毎日リスニング、スピーキングは欠かしていません。その友達とも週一ペースで飲みに行き、新しく覚えた表現をぶつけたりしていますが、自分で今一番足りないのが英語を話す際の流暢さだと思っています。
 英語上級者はよく英語を話す際に、イメージで英語を話すと聞きます。自分に当てはめると、イメージではなく英語の「文字」が頭に浮かんできてしまいます。イメージが大切だということは何となくわかっているのですが、それを実践できないでいます。
 具体的な勉強方法は、話すための英文法という本2冊と英語ニュースのCD、後は自分が好きな映画を何回も見たりしています。特に他の本に浮気したりせずに反復練習を大事にしています。
 しかし、やはり話すとなるとどうもスムーズに話せません。最近は何となく自分には語学の才能がないのかなと悲しい気持ちになります。どうすればよういでしょうか?お忙しいところ恐れ入りますが何かご教授して頂ければ幸いです。

(25才、男性、TOEIC915、英検準一級、日常会話そこそこ、でも流暢さが足りない)
こんにちわ。実際にお話しされるところを見たわけでは無いのですが、想定できる範囲でお話ししてみましょう。

Speakingが流暢でないということに関してはいろいろな原因が考えられると思いますが、なかでも以下のような事が影響していることが多いように思います(ここではTOEICが900くらい人には当てはまらないことは省きます):

■ 国語力: どういう事かというと、英語に限らず母国語でも人によってSpeakingのスムーズさ、流暢さには差があります。私はこれを「ideaを言語という媒体に変えて伝えるまでのプロセスの能力の差」、すなわち国語的な能力の差では無いかと思っています。この部分が日本語でも平均より劣る人、例えば、何を言っているのか分からない、理論立てて話すことができない、等の傾向のある人は英語でそれ以上になることはまず不可能です。また、適切な言葉を選ぶ能力、瞬時に言い回しを構成する力、この辺も国語力です。ただこれは各々の言語でinputをつめばかなり改善できます(読書・映画など)。

■ 経験不足: よくあるのがinputは勉強を通じてかなり出来るようになった、しかしoutputとなるとなかなか機会がなくまだその辺のスキルがdevelopされていない。これは場数でだんだん解決していきます。これが原因なら私はあまり心配しません。

■ 発音・イントネーション: これをきちんとやっていない人はいつまで経ってもとても稚拙なしゃべりに聞こえます。シャドウイングをしながら自分のspeakingを録音してみて、独りよがりに満足していないか?などの検証も必要かも知れません。学習教材でなく、生の英語を多聴していくことも良い作戦です。

個人的には一番上のアイテムが結構な比率を占めると思います。Speaking/writingがセンスによる部分が大きいと言われるのもその辺が関係していると個人的には思っています。いわゆる、Natural talentとしてかたずけられてしまう部分です。

また発音・イントネーションもセンスの有無が結構関係します。センスのある人はあまり習わなくても映画などを見て自然に吸収していき、逆にそれがない人は教えてもらっても習得できないということをよく見かけます。

付け加えれば、書ける人はまずしゃべれます。Ideaからoutputに瞬時に変換するスキルがあるからです。私が書くことを積極的に学習することを勧める一つの理由です。

イメージが浮かぶというのは実感したことがありません。文字も浮かびません。アイデアが浮かぶだけです。そしてそれを英語で音にしている、そんな感じを私は持っています。

同一教材の反復学習はあなたのレベルではお勧めできません。むしろ生の材料に一回限りの勝負で数多く当たる、その方が間違いなく効果的です。異常に記憶力が悪いのなら別ですが。
大丈夫です。自分が思っているより、きちんとコミュニケーションができているものです。お友達も全然問題ないと言ってくださっているではないですか。

現在の環境ではまだまだ話すという機会が絶対的に不足しているのかも知れません。sasoさんがいうようにoutputは経験の部分があります。

900点を超えたぐらいからの海外への留学は、そういう意味ではとてもためになります。思い切って海外の生活を経験されてみては?
2005/1/7 アメリカの専門学校に行きたいのですが、
TOEFLのスコアはどのくらい必要なのでしょうか?
パンフレットには英語力を上げてくださいとしか書かれていませんでした。
ニュージーランドも学費が安いので
候補のひとつに考えていますが、
IELTSのスコアもだいたいどれくらい必要なのでしょうか?

(28才、女性、TOEIC680)
「日本の専門学校に行きたいのですがどういう資格が必要なのですか?」

あなたの質問は上の質問をしてすっきり回答を期待しているのに酷似しています。日本でも専門学校といえば数々の分野があり必要とされる資質やbackgroundは様々です。アメリカの専門学校(career school?)といえども同じです。とても有名な一流校から誰でも受け入れてくれる「寛容」なところまで。

おそらく何らかの「専門」分野をすでに決めていらっしゃるのだと思いますが、その当たりを質問の背景をして説明して頂ければよりspecificな「解」が得られるかも知れませんね。

また、googleで「アメリカ 専門学校 TOEFL」とうって検索するだけでも相当量の関連情報が得られるはずですね。

仮に私が大学を運営する人間であれば、現在のあなたの英語力よりもそのあたりの頭のflexibilityやものの考え方を学んでいって欲しいと思うかも知れません。
参考までに

http://www.alc.co.jp/sabrd/voc/usa/
2004/8/8 とても面白いHP、一気に読ませて頂きました。私は国内で普通に勉強してきました。TOEICの点は現在870です。といっても、本人は点数と実力とのギャップがひどいことを認識しているので、恥ずかしい思いをしないようにと、日々焦る気持ちがあるもの実状です。実際、試験を受けている時でも「あぁ〜出来なかった!」と思ったのに、この点数が取れてしまったので、不思議で仕方がありません。だからこそ、点数はアテにならないと自覚しているし、sasoさんのHPを読んでいて、いちいち頷いてしまうのだと思います。

今回お伺いしてみたいことは、ちょっと変な事です。私は気になることがあると、メモする癖があるようです。英語表現についても同じで、「あっ」と思ったものは、とりあえずメモをしています。これは手書きのものもありますし、ワードに落として整理しているものもあります。これらのメモを「メモ集」にしようかと、ワードにひたすらコピペしていた時期もありましたし、手書きの方がいいかも、と思いノートに整理した時期もあります。…がどれも未完成に終わり、その後も色々な所にメモする習慣だけ残っています。

私の感覚だと、どうもメモが散乱していると、ただ「書き付けただけ」で知識が抜けていくような恐怖感があり、メモ「集」にしたいようなのですが、その時間がなかなか取れません。実はsasoさんのオススメもあったので、今度ライティングのコースを受講することにしました。その際にも、色々「書く」ことが出てくると思いますが、その際にもなにか上手くまとめられないだろうか、と現在気になっています。自分自身の知識が系統立っていないという意識があるからか、「これを見れば今までの私の英語勉強歴が分かる!」ような物が欲しいのかな、と自分では感じています。

Sasoさんもライティングを沢山されていたと思いますが、その結果物はどうされていましたか。ちなみに、会社で上司の手直しをしてもらった英文レター(真っ赤な物)だけは「英文レターファイル」に綴じてあります。国際部署にいたときには、それが命綱でした。そう考えると、まとめるのが好きなのかもしれませんが、学生時代に単語帳なるものを作ったことはありません。

(女性 28才 TEOIC870)
はじめまして。投稿ありがとうございました。900点前後というとまさに、仕事でのツールとして一通りのことはできるようにはなったものの反面いよいよ自分に足りない部分が見えて来始めて焦りもでる頃ですよね。Positiveな面で安心してそこでとりあえず止まってしまう人や、Negativeな面を気にかけいっそう頑張る人と違いがよく分かり始める頃とも言えるでしょう。

メモについてですが、私の場合を少しお話ししてみましょう。昔、TOEICでいえば700〜900の頃はとにかくよくメモしてました。writingのシーンより英会話教室や映画などから聞いたverbalなoutput表現の方が多かったように覚えています。そしてそれを当時使っていたMacのカード型データベースに打ち込んで喜んでました。実際、これは役に立ちました。後から見返して復習するという意味合いももちろんあったのですが、それ以前にメモをとる、データベースに打ち込むという意識的な作業はそれらの表現を自分の中でactiveにしていくのにとても役立ちました。

最近は映画を見ながらしゃれた表現などに出会ったときにはメモする程度です。ただ昔のようにそれを整理整頓するということはなく、メモを机の上にしばらく置いておきます。そうすると時折、自然と見返すことも多く何となく覚えていくようです。ただそうしても覚えていない表現も多くあるのですが、それはそれで縁がなかった(?)ものとして追いかけずに捨ててます。

さてライティングの方ですが、意外と上司の添削や自分のwriting、人の表現などを意識してメモ・整理しておくということはしていません。もちろん自分のwritingは会社のPC無いに過去数年分の物は残っていますが、仕事でreferするとき以外に見なおすということはまれです。量が多いのでそれどころではないというのもあるかもしれません。

ただこれは他人のwritingをそういう目で見ていないということではありません。全部の欧米人ではありませんが、中にはとてもうまく物を表現するwritingのできる人もいます。そういう人のwritingはいつも興味を持って読みます。

このあたりは人それぞれで自分が満足行くやり方を見つけて実行するのが一番だと思います。やり方の善し悪しで効果にそれほどの差があるとは思いません。それより、メモを取っておきたい気になるくらいの「学んでやろう」という気持ちがあるかないかだと思います。

TOEICでいえば800〜900のレベルにありながら長年全然上達していかない人もたくさんいます。外資に務めていても意外とたくさんいます。自分の能力を客観的にそしてsensitiveに評価して、そこを補おうという気持ちが無いといくら英語に接することが圧倒的におおいうちのような外資にいても同じなんです。

そういう意識のある方のようですからいずれは自分にあったやり方を見つけていくことだと思います。ただメモを取って整理してが目的になってしまった途端に、それは意味を失います。今日はあまり辛口になりませんでしたね。

この辺の議論は英会話学校などの一番弱いところです。
2004/3/6 はじめましてこんばんは、TOEICの事が書いてあったので今回初めてこちらのサイト様へ足を運ばせていただきました。そこでこういう項目があったので一度書き込みさせていただきます。

私は小学校卒業後高校三年卒業まで海外で留学をしていました、高校1年の時にはじめてTOEIC、TOEFLの存在を知り一回受けてみようと思い高校2年の時にTOEICを受け、そのときのスコアが605点でした。

しかし、大学一年の時にもう一度TOEICを受けたときは600点にさがり教授からは、
「6年間何をしていたんだ」
と言われてしまい正直ショックでした。

実際、自分のスコアがものすごく低い事は知っていましした。しかし日本に帰ってきて自分が出来る事といえば英語で映画を見る、本を読む、教材に頼るぐらいしか思いつきません、周りに色々な国の人がいるのが当たり前でそれになれてしまっていたので、今誰も話す相手、それにより聞く英語、がないと自分でもスコアを上げたいとは思っているのですが基本的にどうすればいいのか?という事でいつも考えてしまいます。

もしよろしければアドバイスを頂けないでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。

(女性 19歳 TOEIC600点)
はじめまして。今までになかったパターンの質問で興味を持って読ませていただきました。中学・高校時代という一番吸収能力のある時期に英語圏での生活を送れば、それ相当の英語力がつくであろうと想像するのは私だけでは無いと思います。それとも英語圏ではなかったのかな?

ここでは英語圏の海外におられたものとしましょう。TOEIC600点といえば確かにそんなに高いレベルではありませんね。日本で9年間授業の一環で英語をそこそこ学習した大卒の平均で約450点、そこから半年か一年もcommunicationを目的とした学習をすれば誰でも(ほぼ100%)到達できるレベルです。もちろん日本にいて、仕事や学校に行きながらの状況でもです。そしてそのレベルでは海外で「一人」でcommunicateするにはまだちょっと厳しいレベルです。

ではなぜ?日本人学校だった、日本人のcommunityに閉じこもっていた、communicateできていない自分に気がつかなかった、よくある「慣れ」で満足してしまい「だれ」てしまった、、、、いろいろ原因はあるのでしょうが、ここでそれを云々してもしょうがありませんね。むしろ、ここからどうやってということが大事なのは書き込みの文面からもおわかりなのだと思います。

あなたが6年間の海外経験者であろうとなかろうと600点という事実には何の関係もありません。TOEICはご存じのように日常の一般的なシーンでのcommunication能力を幅広く測れるような内容になっています。「フッ、私にはTOEICにはあまり現れないほかの能力があるのよ」なんてことは実はあまりありません。その意味正直な試験です。一つだけいえばoutput(特にverbalな)のスキルの一部はあなたは他の人より優れているかもしれません。

いずれにしてもあなたは今はもう海外にいないのですから、海外にいたときの状況が無いから勉強できないという言い訳は忘れましょう。日本の学習者の90%以上の方はその状況の中で学習を続けておられるわけです。

ここで私が個別の学習方法をいろいろ書いてもあまり意味がないでしょう。いろいろな本やHPにそのような情報はあふれかえっています。まずご自分でその「学び方を学ぶ学習」をされたらいいと思います。
貴重な6年間の経験ですね。たとえ英語力が自分の思ったとおりに伸びなかったとしても、確実な進歩はそこにはあったと思いますよ。

また英語力だけではなく、欧米圏の文化、ものの考え方などはなかなか日本で英語の学習だけしていたのでは身に付くものではありません。その意味、とても価値のあったものだと思います。

慣れも一つの効果です。たとえば今のあなたは見知らぬ外国人が突然話しかけてきてべらべらと話し続けられても、一般の日本の学習者のように「えっ、えっ、??」とどぎまぎすることもないでしょう。培った「慣れ」がどぎまぎすることなく「いなす」能力を生んでいるのです。たとえ相手のいうことが50%しかわからなくても、そんなもんだとなれているので平常心でいられるのです。隣の辛口さんはこの慣れをある意味警戒すべきものとも言われてますが。

急激に国際化している日本です。お住まいの地域にもよりますが、最近では外国人を見ずに過ごすことの方が少ない状況です。そういうことをうまく利用して、そういうコミュニケーションの場を自分から探していかれるのも一案だと思いますよ。

がんばってください。
2004/1/24 北米行きが決まり大慌てでラジオ講座、英語学校、巷のCD本をかきこみました。半年でTOEICスコアは300点弱伸びたのですが、実力は全然変わらなかったようです。

500点台だったころは、800点くらいになれば海外生活も何とかなるのではと思っていたのですが、全然なんともなりません。テレビで分かるのはニュースとドキュメンタリーと子供番組の一部のみ。映画も、ドラマもほとんどわかりません。ボスとの会話は慣れてきましたが、初対面の人だともうだめ。そして、何よりも喋れません。会議が憂鬱です。ついでに新聞もわからないことだらけです。

できることならば温室英語と実際の英語のギャップを何とかうめたいと思っています。特効薬はないにしろ何かよい方法はないでしょうか。

(男性 41才 800点 技術職、英語力は中の下) 
文面から判断するに、おそらく現在はもう北米に行っておられるのだと思います。おそらくその前に一年以下の期間で詰め込んでのご出発だったのでしょうね。

500点というほとんど「何もやってない」という状態から800点まで上げるという努力を半年でされたことはそれなりに意味のあることです。決して無駄ではなかったと思います。しかしその程度で海外で「ばっちり」どころか「全然だめ」と自分で思ってしまうのも、これまた当たり前のことです。

海外で生活すること自体は何とかなります。すぐに慣れます。しかし仕事上での難しさは「慣れ」で解決する部分が少ないのも事実です。実質的な実力が上がらない限り問題は残り続けます。「慣れ」と上達は違いますからね。会議が憂鬱、分かります。欧米人だらけの会議では私もストレスを未だに感じます。それが無くなることは期待しない方が良いのでは。ややもすれば英語が出来ない自分を無意識にinferiorに感じてしまいがちですが、まだその必要はありません。例えば、あなたの今のボスが半年日本語を勉強して日本で日本語で難なくやっていけますか?

特効薬は無いでしょう。一年程度の短いスパンでの解決はむしろ望んでも無駄ですから、今どこに住んでいるかに関係なく3年〜5年の長いスパンを視野におくというのが、まずひとつ。もう一つ、海外にいて気を付けないといけないのが「慣れ」による「だれ」です。一日中英語だらけの環境ですから、自分で行なう習得の努力がおろそかになりがちです。

北米に赴任する前に続けていたことをそのまま続けるのがひとつの方法です。赴任した途端、その辺を止めてしまう人が意外と多くその辺が「海外経験が余り当てにならない」ということの一因にもなっていると思います。

TOEIC800程度では映画・テレビが50%も分からないのは当たり前です。それを嘆き落ち込むより、そんなもんだと受け止め、先を見ることが必要だと思いました。
半年で300点アップは素晴らしいですね。そして現在はUSでの生活。まさに英語力を磨く絶好の環境にいらっしゃるわけですね。

海外の職場で英語の中にどっぷりつかってさらなる上達が期待できますね。英語に触れている時間が圧倒的に長くなりますので、知らず知らずのうちにリスニングなどは上達していきます。受け答えをしなければいけませんから、スピーキングも上達の機会が増えます。

リーディングやライティングは自分である程度の量に能動的に触れる努力が必要かもしれませんが、続ける限り心配は要りません。
2004/1/6 始めまして、日系企業で技術系の仕事で英語を使用して現在約10年になります。
日常的に英語でのMailのやり取り、週に数回の電話会議やVideo会議に参加し、年に数回は海外での会議にも参加しており、自分ではそこそこ自信も付いてきていました。
このHPを見てふと自分の実力を知りたくなり先日TOEICの試験を受けた所、前記の様な無残な結果でした。(700点以上は確実と思っていました。)
学生時代からどちらかと言うと英語が嫌いで今までTOEICも英検も受けたことが無く、碌な勉強もして来ませんでした、別に外資で働こうなどと大それた考えは有りませんが、今後も仕事上英語が必修なので修行を積んで生きたいと考えています。今後の奮起の為にも辛口コメントお願い申し上げます。

(男性 33才 600点(Listening 365点、Reading 235点) 向き合って話せば問題無いレベル?)
初めまして(not 始めまして)。私はこのコーナーでいただいたメールは書式などいっさい編集せずに(個人情報を除いて)、カット&ペーストで掲載しています。ご覧のように、相変わらず文章の改行・段落付けのルール無視の方が多いのでびっくりです。HPでもいろいろ書いたのですが。

詩を書いているのなら別ですが、PC上で改行するということは通常メールなどでのコミュニケーションでは「段落を区切る」ということです。そしてその場合には一行、ブランクのラインをいれるか、あるいは文頭をインデントすべきです。どうでもいいと思う人も多いと思いますが、これだけであなたのwritingのratingは欧米の人から見れば間違いなく1ランク以上さがります。ちなみにこのコーナーに投稿頂いた方の中でそれが出来ているのは今日時点で10人中5人だけです。

さて、本題です。向き合って話せば問題ないレベル(?)とのことですが、おそらく自分の専門分野を外国人のエンジニアなどと話した場合の事だと思います。一番簡単なパターンです。私もエンジニアだったので分かりますが、専門分野についてのエンジニア同士の会話というのは実はかなりいい加減な英語でも成り立つものです。文法・語感はほとんど無視しても何とかなります。図面やフローチャートがあったりしますからね。

TOEICスコアやご経験の内容からも分かるようにlisteningについては実践で経験されているので多少聞けるようになられているようですね。反対にreading・writingは大卒の人が今まで「特に」英語を勉強せずにTOEICを受けた場合の平均スコアのレベルです。いってみれば過去10年で進歩がないわけです。例えば、今回投稿頂いた文章を英文で書いてください、というとその場ですらすら10分で、とはいかないはずです。

また、ご経験から判断するに英語の「幅」がきわめて狭く、仕事上で必要なコミュニケーションに限られている、かつ自分で幅を拡げる学習をご自分ではされていないのでは思います。過去の十年間は云々いっても仕方ありませんが、今後の10年は少し考えてみられたらいかがでしょう?

このままエンジニアとしてミニマムの英語力でも何とかなるからいいや、というのであればそれも有りだと思います。いや、もう少し英語力を伸ばして将来のキャリアパスにつなげたいというのであれば当然努力が必要です。あなたのレベルであればまだOJTだけでのexposureでは不十分です。OJTでも実力が維持・向上できるようになるのはもっと先の話です。10年先にどうなりたいかを一度睨んでみてはいかがでしょうか?ただ「TOEICの点が悔しかったから」という動機では長続きしないと思います。
余り甘甘のコメントでも参考にならないでしょうから、例えばという学習例をレベルにあわせて列記しておきましょうね:

● 毎日1時間でも分野外の英文を読む。自分でぎりぎり読めるレベルで良いでしょう。Japan Timesや容易なPBとかですかね。5年ぐらい続ければ実力に目に見えて反映されてきます。

● ラジオの「やさしいビジネス英語」を一年間つづける。TOEIC600ではちょっとchallengeかもしれませんが、価値はあります。

● 1000時間ヒアリングマラソン Click Here!などの和訳のスクリプトのある幅広いリスニング教材を一年やり続ける。TOEIC600ではスクリプトがないときついでしょうから。

● 一度自分のOutput(speaking・writing)を録音・添削などでどのレベルか客観的に把握してみる。自己満足で、まあまあだ、と思っていてはなかなか「本気」がでませんから。

、などなどです。参考になれば幸いです。
2004/1/4 私は昨年帰国してしまいましたが、米国駐在経験(3年未満)があります。その最中にTOEICを受験した際のスコアが900点です。(派遣前は700点台前半)
エンジニアとして派遣され、当初は相手の言っていることも分からず大変な思いをしましたが、最後の頃には何とか業務内であればミーティング、その他については多少議論できるようにはなったかなと思います。
駐在中に英語力をUPするために夜間の英会話学校に通ったりもしましたが、はっきり言えば派遣前に思っていたよりも英語は上手にならなかったかなと感じています。(いわゆるペラペラには程遠い状態)
これからも英語の勉強は続けて行くつもりですが、自分で自信がつくほどにはならないような気がしており、非常に落胆しています。
海外の大学で学びたいとも思ったりしましたが、とてもそのような実力に無い事は明白です。
このような私に超辛口なコメントをお願いします。

(男性 31才 TOEIC900 業務内であれば何とか)
よくある典型的なパターンだと思います。数点コメントします:

まず、3年の海外経験を通じて思ったよりうまくならない、自信がつくほどではなかったとのことですが、当たり前です。3年程度の海外経験で自信がついたならおそらく自信過剰でしょう。ましてや間違っても「ぺらぺら」にはなりません。期待が大きすぎたのでは?「ぺらぺら」のdefinitionにもよりますが。

おそらくTOEIC900に達すればもっと出来るはず、と期待していたと思います。そんなことはありません。やっと仕事でそこそこつかえ始めるレベルです。

これから先、自分で自信がつくほどになるかどうか不安である、とのこと。どうなれば自信がつくのでしょうか?その部分がはっきりと見えません。海外の大学でもといわれますが、目的は何でしょうか?例えば10年先、自分はこうありたい、こういう事をしていたいという目標がおありなのでしょうか?ただ「ぺらぺら」になってそれで満足?ではないはずですよね。

結局、ご自身の「自信」あるいは「目標」のdefinitionだと思います。現在TOEIC900で業務内であればなんとか、であれば、後3年、日本でも同様の努力をすれば「業務内ではそこそこ」までは行くでしょう。でもあなたの思い描いている「ぺらぺら」にはおそらくなっていないと思います。そしてそのころにはおそらく「ぺらぺら」という意味のはかなさも実感されているかもしれません。

もう少しlonger termで自分がどうなりたいのかをじっくり突き詰めてみても良いのではないのでしょうか?その結果、それが「このまま今の生活・仕事を続けて、業務に必要な英語力を地道に身につける」という結論であってもそれは敗北でも逃げることでも何でもありません。チョイスのひとつです。

逆に英語力だけ、ということなら今のキャリアを捨ててでも海外に根を下ろして10年過ごせば、思い描いているレベルにまずとどくことも可能です。ただそれが本当に自分のなりたい事であるということを事前によ〜く吟味される必要があります。
3年足らずでTOEICを700点から900点にのばされたとのこと、もっと自信を持って良いと思いますよ。

3年前には言いたくても言えなかったことが、今はすらすらと言えるようになっているでしょ?3年前にはなにを言っているのかすら分からなかった会議の内容が、かなり分かるようになっているでしょ?

前進はしているのです。ただあなたの期待していたレベルはおそらくもう少し先のレベルだけだったということだけです。

これから先、日本にいても更に英語力を伸ばすことはもちろん可能です。あるいは思い切って海外に活路を見いだすのもひとつのオプションでしょう。

やればやるだけ、少なくとも前進するのが言語学習の良いところです。後退することはないのですから、落胆せずに頑張りましょう。

2003/12/28 はじめまして。偶然、このサイトを見つけ、TOEIC900点への道等、楽しく拝読させていただきました。

さて、この度、私自身のことで藁をもすがる想いでメールさせていただくことにしました。ご多忙かとは存じますが、超激辛のコメントを期待しております。

私は現在30代半ばになりますが、もう5年以上前、海外のの大学院においてマスターを取得しました。当時、文献収集や論文等のペーパー執筆活動に忙殺されていて、思えばListeningやSpeakingといったものをあまり磨く機会がなかったように思います。そして帰国後、現在に至るまで某外資系の税務コンサルティングファームにて勤務しております。また職務上、日常的にメールやレター、そして専門的なドキュメントに至るまで英語を使用しております。

私は前回そして今回(11月)に生まれて初めてTOEICを受験しましたが、その余りの無惨さに驚愕しているといったのが正直な感想です(TOEIC score:785)。

自分自身を冷静に分析した結果として、確かにListening能力については電話等で聞き返すことも多少ありNative speakerのnatural speedにはストレスを感じることもあります。また、Speaking能力については実際に喋っていて詰まることもあります。他方、ReadingやWriting能力については、ビジネス文書から専門的な論文まで読み書きしていることから、文法面その他を含めて非常に自信を持っているというのが正直な所です。

ですから、TOEICを受験するまで、900には届かないにしても800台後半は固いだろうとタカをくくっておりました。しかしながら、上記のような無様な結果となりました。特にListeningについてはともかく、Readingについては受験した2回共に「完璧にできた」という感触があったため、450を下回ることはないだろうとも思っておりましたので、相当なショックを受けております。

正気申し上げまして、お手上げ状態といった所です。考えてみれば、私は過去より現在に至るまで周囲から「英語がよくできる人間」と見られており、自身でも英語については特に努力した記憶もなく、気が付けば大学院に留学もし現在のような仕事をしているといった感じです。従いまして、自分に何が足りないのか、どういう対策を立てて行けばいいのか、情けないことに全く分かりません。

そこで、この状況をいかにして打開すればよいのかアドバイスを求めるべくメールさせていただいた次第です。冒頭でも書きましたが、超・激辛のコメントを期待しております。

(TOEIC785、国連英検A級、IELTS7.0)

メールをありがとうございました。

通常、TOEIC700〜800といえばぎりぎり一人でそこそこ仕事に支障なく英語をツールとして「使え始める」時期というのが一般的な見方です。したがって外資ではこのレベルですと、英語ができるほうではなく出来ないほうです。

良くあるのがその程度の英語力で自信満々で面接を受け、入社したのはいいのですがあまりのレベルの違いに愕然!と言うパターンです。海外経験を5年くらいした程度の人では当社では殆どこのパターンとなります。ということからも海外経験を当てにするのなら、10年以上海外の外国籍の会社で働いたというくらいでないと当てにならないというのが現実です。ましてや800点やそこらでは企業もはなから英語力はそれほど期待せずに採用しているわけです。

やはり英語が「本当に」必要な新しい仕事にストレスなく入れる人は大体900点以上の人のことが多いですね。そのことが私がHPで最低900点とうたっている所以です。同じ900点台でもものすごい差はありますが。(実力vsTOEICをご参考に)

さて、このことから言わせて頂けば、あなたはひょっとしたらとても井の中の蛙状態でここ数年間を過ごしてしまってきたのでは?外資系というのもいろいろありまして、日本人になれた数人の外人ばかりとの付き合いしかない外資から、数十カ国の外国人と日常あたりまえのようにコミュニケートするところまで様々です。

そしてその狭い世界で「英語ができる」といわれ、それに甘えて、切磋琢磨をせず、今にいたっている可能性があります。上が見えていなかったのです。なかなか下から上をみて違いが分かりにくいものがあります。上から下の違いはすぐわかります。そんなもんです。

自分がまだまだ下手で「ちくしょー」という思いのある人は伸びます。ない人はそこでとまります。大学院にもいったし、自分の知っている範囲内ではうまいほうだしと、天狗になっていたのでは?でも、少し不思議です。700点台で自信満々の人というのは普通お目にかかりませんからね。

例えば読むことには支障がないといわれていますが、どのくらいのスピードでお読みになるのでしょうか?最低でも200wpmは欲しいところですね。一日数百通の英文メールをこなそうと思えばそれでもスピードにはストレスを感じるでしょう。(私のHPでも簡単なスピードの測定が出来ます。)

またスピードは速くTOEICも全問すらすらと解いたつもりでも正解率が低いということは理解度が低いのです。自分の理解度をチェックして大丈夫か?という警戒感が薄いのでしょうね。精読を丁寧にしたほうがいいかもしれません。

また、聞くのにはそれほど問題がないといわれましても、それはあなたのいる環境の中だけでかもしれませんね。字幕無しで映画がどのくらい分かりますか?60%-70%平均で分かりますか?無理だと思います。せいぜいスコアからいけば30%位が関の山だと思います。いや、そんなことはない、もっとわかりますというのであれば、ただ単に分かったつもりになっているだけの可能性が強いですね。

もう一つは英語の「幅」が狭いということがあるかもしれません、というのは語学はInput/Outputともにいろいろな領域のものを身につけていかないと、例えばちょっとトピックが変わっただけでがくんと落ちます。その幅が業務だけに限定されていると、TOEICのような比較的Generalな話題をされると理解度が落ちるということはありますね。

まあ、いろいろなInput/Outputに日常の道具として思いっきり使うことです。そういう努力代はまだまだあるのでは?お手上げなんていってられないはずなのですが。
まず、TOEICの得点が思ったより低くて嘆いておられるようですが、一方実務では特に困っているような感じもないという風に理解しました。それであれば特に日常の業務にも差し支えを生じていないのですからそれほど悩む必要はないのでは。TOEICは単なる指標のひとつですから。

 I agree with it!

また、TOEICには受験のコツみたいなものが、他の試験と同様ありまして、この部分をうまく学習されればあっという間に100点くらいは上げることが出来るんですよ。

TOEIC攻略本、英会話学校のTOEIC攻略講座など、いろいろなやり口があると思います。なかには得点保証型の通人講座なんていうのもありますよ。

また問題の出題形式毎にもいろいろテクニックがありまして、例えば長文では問題を先に読んでおいて、その問題に関係のあるところだけをさらっと読んで答える、とかですね。長文全体を理解していることは得点には直接関係ありませんからね。

ただ、そうして例え今の点数が100点かさ上げされて880点になりました、あなたはそれで満足なんですか?それが試験の目的なんですか?おっと、いけない!隣の辛口さんのせりふになってしまいました。

Well, never mind... chatter, chatter.
2003/12/23 はじめまして。突然の質問をお許しください。
私は昔から英語という言葉にとてもあこがれが強く
社会人になった今でもその思いは強いのです。
しかしどのような職種が自分に向いているのかも分かりません。
いままでもいろいろな仕事をしてきましたがどれも長続きしません。
特に専門的な知識もないのですが、英語を使う仕事であれば
自分の転職として続けていけそうな気がします。
saso様の経験からどのような職種が比較的とりつきやすいかなどのご指導をいただければと思い質問しました。
具体的な例などを教えて頂ければ嬉しいのですが。

(女性 28才 TOEIC530)
初めまして。

まず最初に申し上げておきたいのですが、きちんとしたレターのフォーマットを勉強しましょうね。一文ごとに改行するのは止めましょう。

さて、英語を使う仕事をお望みとのこと、具体的な例を挙げてほしいとのことですね。そうですね、例えばフィリピンのマニラのショッピングモールの入り口のガードなんかどうですか?あそこは公用語は英語ですし、特に高い教育も必要ありませんよ。給料は安いですが、食うには困りません。

他には南アフリカの日本食屋でウェートレスなんていうのも良いですね。これまた給料は死ぬほど安いですが、食えないことはありませんしちょっと変わったアクセントが堪能できます。

少し意地悪だったかもしれませんが私がいいたかったのは英語が使えれば本当に何でも良いんですか?ということです。そうじゃないでしょう?おそらく日本か「欧米」での仕事を言われているのだろうと思います。

自分がやりたいこととと思えないから、英語が使えないから、仕事が長続きしない?どうも言い訳にしか聞こえません。英語を逃げ道にした言い訳です。

とりあえず、TOEICを800以上位にするまでなにも考えずにそれに集中してみてはいかがでしょう?英語を使えればなんでもいいなんて気持ちはそのころには消えてしまうかもしれませんけど。でもそのくらいの努力も続かないようではなにをやっても、と思われても仕方ありませんね。
英語を使う仕事というのは実に沢山ありますよ。日本にいながらにして外資で楽しく生き生きと働くことから、海外にその場を求めてチャレンジすることまでその可能性は無限といっても良いでしょう。

そしてそのためには生の、ネイティブの英語に今のうちから出来るだけ沢山触れておくことです。

なにも難しく考える必要はありません。外国人のネイティブの講師と楽しく会話を繰り返すうちに自然とそういったことが楽に出来るようになります。

それと同時に自分の適正にあったどのような仕事があるかをじっくり検討していけばいいのです。

また、いきなり海外に語学研修、あるいはワーキングホリデーを使ってチャレンジしてしまうというのも良いかもしれません。アルバイトしながら語学を磨く事が出来ます。
2003/10/20 はじめまして、私は現在アメリカで大学院に通っている者ですが、 先日、TOEICテストを受けたていた時に、殆どの文法問題を、「何となくこれだろ う。」という感じで解いていて、少し私の英文法がかなりいい加減になってきて いるのを感じました。そこで質問ですが、理論的に英文法を学習する良い方法な どはありますでしょうか?どうぞ宜しくお願いします。

(男性 30才 TOEIC920 ネイティブスピーカーと殆どの場面において、対等に話せると思います。)
はじめまして。まずご質問の英文法の件ですが、文面から察するにおそらく殆どの文法的な知識は日常の英語を使ってのcommunicationを通じて身に付いているものだと思います。ただ、それらを文法書などを使用して体系的にverifyしてないために「何となくこれだろう」と正解が分かっても漠然とした感じが残ってしまうのだと思います。我々が日本語のそんな試験を受けて「こうは言わないから、これは違う」と分かってしまうのと同じですよね。

個人的にはそのことを余り気にする必要はないと思いますが、気になるのであれば「読める」タイプの英文の文法書を暇なときに読んでみると、自分が経験的に持っている文法的な知識を体系的に裏付けることができ効果的なのではと思います。一例はこちらで。あまり辛口になりませんでしたね。

ネイティブスピーカーを殆どの場面において対等に話せるとのこと、「対等に話す」ということのdefinitionにもよりますが、そうであれば羨ましいことです。私などは欧米人がmajorityの大きな会議などで、言語能力という意味で100%「対等」に話せたと思ったことは一度もありません。ただ人間同士としてはどんな相手であろうが「対等」に話しているような気もしますが。
今回はありません。
2003/8/15   はじめまして、都内在住の大学生です。最近になって資格らしい物も無いまま社会に出るのはやはり不安があると考え、英語を一つの武器にできるように本格的に勉強していこうと思いました。昨日このHPを拝見するまではTOEIC700点くらいになれたら・・・と安易に考えていましたが、昨日でそんな考えを一掃する衝撃を受けてしまいました。
 HPの中で、1000時間マラソンを推奨されていたのでさっそく調べたのですが、どうも自分にはレベルが高いような・・・と感じてしまいました。そこで無知なりにPCで調べ、TLT600をやろうかと考えてます。しかしながら、英語の教材は多数出版されているため、英検三級から二級程度の実力を伸ばす、推奨されるテキストなどをご存知でしたら、紹介して頂けたら幸いに思います。

(男性 20才 英検3級)
はじめまして。文面からまじめに考えて習得したいという意気込みは伝わってきました。129,000円もするTLT600を受けてみようというのですから、そうなのでしょうね。2点だけ、コメントさせてもらいます。

まず、「英語を武器のひとつ」としてどの辺りのレベルまで最終的にいきたいのでしょうか?TOEIC600点が最終目標でないとは推察しますが。はっきりしてないようでしたらはっきりさせましょう。

そして語学の学習方法には、数学の答えのようにひとつの「解」があるわけでは無いということです。私の行った学習法がみんなの「解」ではないかも知れないし、TLT600があなたの「解」でないかもしれません。

個人的にはTOEICで600点に到達するのに10万円使わない手もある、と思います。決める前に、いろいろ学習法を説いた本を数ヶ月読みあさってみたらいいのでは思います。いろいろ読んでいるうちに自分なりの方法が浮かんでくるはずです。

ちなみに「1000時間ヒヤリングマラソン」を私は通信講座とは思っていません。リスニング・スピーキングのための活きの良い素材を提供してくれるものと考えています。「効率よくしかも強制的に試験のスコアに導いてくれるタイプ」ではありません。
この通信講座はTOEICのスコア獲得を目的として、そのために必要なリスニング・文法・語彙・長文読解のトレーニングが出来るように、TOEICに特化したコースです。

また、過去の出題傾向を、膨大なデータベースから徹底分析し、目標スコアに必要な学習エッセンスだけを抽出することで総合的な力を効率よく養うことができるからです。

このソフトは一ヵ月くらいは記憶が持続できるようになるまで、自動的に、しかも強制的に記憶学習を進めていきますので、画期的で、非常に強力な 記憶システムといえます。TOEIC600点に必要な語彙2000語を厳選して覚えられるようにカリキュラムされてます。

点数保証型ですので安心でしょ?出来るのかな、と不安に思っているあなたでも安心です。

もっとハイスコアを保証したタイプもあります。

(TLT広告文より一部抜粋)
2003/7/31 現在、大学に通っているFA希望のものです。
 これからいろいろ面接を受ける予定なのですが、面接に備えてどのような、
 英語を勉強しておけばいいのか悩んでます。sasoさんのサイトはTOEICを中心に学習法を伝授されていますが、
 FAを意識した場合何かいい学習方法はあるのでしょうか?どうしてもななりたい職業なのです。
 よろしくお願いします。

(女性 21才 英検2級)
まず日本語の文章の基本的な改行ルールなどをきちんとしましょう。詩を書いているわけではないのですから基本に沿ったきちんとした改行を学んでください。

それから私のサイトはTOEIC用に学習法を「伝授」するのが目的ではありません。TOEICを実力をはかる指標として、ビジネスで使える英語を学ぶ道を私の経験を一つの例としてお話ししている、というのが趣旨です。

本題のFA(flight attendantのことでしょうか?)を意識した学習法のことですが、そんなものはないと思います。もちろんそういった予備校が沢山ありその関連の英語を教えているところもあるようですが、私は殆どの人の場合、もっと基本的な実力のレベルに問題があるように思います。その場合、むしろご自分での学習の方が先決だと思います。

FAに必要な表現や語彙は後から短期間にいつでも覚えることが出来ます。今のあなたにもっと必要なものは、もっと基本的な、もっとgeneralな英語のskillのような気がしますがいかがでしょうか?
FAに必要な英語力は、お客様の要望をきちんと聞き取り、それにたいして適切な受け答えが出来る、というのが一つの大きな要素となってきます。

英語の学習のみならず、FAとしての必要な予備知識、また面接を受ける際のコツなどを総合的に教えている学校が沢山あります。

そこでは実際に機内を想定したモックアップを使用してお客様への対応のトレーニングなどもカリキュラムにくまれておりますので、自信を持って面接に対処できるようになります。

頑張りましょう。
2003/7/31 こんにちわ。いつも楽しく読ませていただいています。私はとある英会話学校のスタッフをしています。大学時代に英語を専攻していたこともあり、その世界にも興味もあったのでそこに就職し、現在に至っています。

仕事柄、様々な外国人の教師と職場をともにします。レッスンのスケジューリング、お客様への対応、などなどです。しかし私にはどうしても自分の中で解決できないことがあります。それは外国人教師との人間関係です。

私や他の日本人スタッフはいつも外国人教師のことで頭を悩ませています。スケジュールは守らない、自分の意見ばかり主張する、みんなでうまく回していこうという気はさらさら無いなどです。

外国人というのはこういうものなのでしょうか?辛口でズバリお願いいたします。

(女性 32才 TOEIC935)
殆どの英会話学校の日本人スタッフは同じ事を思っていますよ。あなただけが例外ではありません。とくに英会話学校の教師の外国人は殆どがTemporaryの職として教師をしています。「わたしゃ、教師として日本に骨を埋めますで!」なんてcommitmentのある教師は殆どいません。

これは他の業種でもそうです。そういうtemporaryの職で、おまけに外国人となるとその辺はまず日本人の期待するレベルには至りません。

そういうものだと思ってください。そしてしっかり相手をconvince出来る技量を身につけてください。それは語学力だけではありません。会話のロジックやtacticsも大いに関係してきます。いやだ、いやだと思いながら感情的なものをうちに秘めて事に向かっていませんか?それではまず相手を効果的に自分の思うようには動かせませんよ。

まず日本人ならこの位は言われなくてもするだろう、だからあなたも、というような無駄な期待感は捨てましょう。それがどうしても出来なければその職場を捨てましょう。
う〜ん、内部のことなので今回はコメントを控えさしていただきます。
2003/7/12 はじめまして。現在大学3年生なのですが、卒業後に海外の大学に留学したいというふうに思っています。反面、そのまま就職した方がいいのではないのかという両親の声もあり、自分でもその部分で迷っています。

社会経験もない僕にはどっちがいいのか正直分かりません。海外で数年過ごせば得るものも大きい反面、日本にいない分失うものもあるのではと思います。

何か意見をいただければと思い送信しました。辛口でもいいのでお願いします。

(21才 男性 TOEIC680)
まじめに悩んでいらっしゃる様子は文面からも伝わってきます。しかし、どういう理由から、どういう風に将来なりたいから、という海外の大学に行きたい理由が全く伝わってきません。

おそらくその辺が自分でもはっきりDefine出来ていないのでは?だから日本で失うもの、なんて事が気になるんではないですか?日本にいなければ失うものが何かしらあるのは当然のことです。後はあなたの「海外留学したい」という原動力はどこからきているのか、もう一度じっくり見つめ直してみられたらいかがでしょう。

仮に、「留学しとけば英語も出来るようになるし有利そうだし」くらいしか考えていないのであれば、もう一度よく考えた方がいいと思います。それさえ納得できていれば自信を持って行かれたらいいと思いますよ。
若いのですから、是非自分の生きたい道にチャレンジするべきです。

生活も現地には日本学生が沢山いますから、言葉で困ることもそれほどありません。留学すれば英語もしゃべれるようになります。そしてその分、就職にも有利に働きますよ。

とくに英語が出来るだけで、外資系企業への就職はずっと有利になります。国際経験を若いうちに積むことはとてもいいことです。日本にいただけでは培うことの出来ない「ものの見方」が身に付きます。

頑張りましょう。
2003/7/11 英会話学校に通い始めて3年になりますが、いまだに全然上達しません。先生のいうことは多少分かるようになりましたが、先日アメリカに旅行に行った際にホテルの受付で話される英語が全く分かりませんでした。

正直何とか分かるのではと自信を持ってのぞんだのでショックでした。才能がないのでしょうか?

将来、外資に転職したいので大金をはたいて通った学校なのです。英語は外資では必須ですし。今の事務職は単調でおもしろみもなく、将来は外資で働くのが夢です。

(?才 女性 TOEIC500)
英語を学ぶ上で必要な才能があなたにあるのかないのか、私には分かりません。ただ、英語の学び方がまだ分かっていらっしゃらないという気がします。

英会話学校に通えばうまくなると思ってましたか?それだけではなりませんよ。そこでの労力の10倍くらい自分で勉強する必要があることを知ってましたか?英会話学校で上達できない人は決まって、学校への期待が過大すぎる人です。

すこしいろいろな英語の学び方の本を読んでみてはいかがでしょう。1ヶ月学校を休んで浮いた数万円で十分すぎるほどの書籍が買えます。ペーパーバックも変えます。そして自分なりの学習計画を立ててみてください。

あくまでも英会話学校の授業は全体の10%くらいの比率と考えて学習内容を組み立ててみたらどうでしょう。それで3年やってみてから、本当に才能がないのかどうか改めて考えませんか?

ちなみに外資では英語は確かに必要ですが、仕事のスキルがそれ以上に必要なこともお忘れなく。
ご自分では上達してないようでも、実はずいぶん上達しているんですよ。その旅行の時には緊張もあったのでしょうし、慣れてないということもありますからね。いきなりぺらぺらと現地の早口でいわれたら上級者でも面食らうことがありますからね。

でも例えば現地に留学したり、外資に入ったりすればたちまち慣れてきます。余り心配しないでいいです。

今のまま続けていけば、外資もきっと夢じゃないですしね。頑張りましょう!



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